新築工事目次
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断熱工事施工その1
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断熱工事施工2 屋根面の断熱

それでは、屋根・壁・床面のそれぞれの施工について見てみましょう。
品確法の等級3(エネルギーの一定程度の削減のための対策)で、
地域W(山梨市等)にて施工するという条件です。

天井面における断熱の施工
左図のようなに、普通に天井を張った場合には、
施工費・材料価格両面から考えた場合、
グラスウールによる断熱が適しています。

小屋裏利用を考えない場合、
天井裏には大きなスペースができますので

施工上の制限がほとんどないからです。
断熱面積75u
グラスウール建材費 約3万円
施工費 約4万円
合計 約7万円
屋根面における断熱の施工
屋根面で断熱する必要のある場合は、勾配天井仕上げであったり、小屋裏部屋を設置する時です。

品確法の等級3の条件をクリアするためには、
グラスウールで100mm、サニーライトで90mmの厚さが必要になります。

通常の垂木断面はh60mm〜120mmですが、断熱材を垂木の間に挟みこむには、
垂木断面がh100mm以上必要となります。

また通気層を屋根面に設けると、より断熱効果がUPするため、最近(2009.08現在)当社では
勾配天井仕上げにする場合、通気層付きの断熱材(フクフォームルーフ)を
下写真のような収まりにして施工しています。
断熱面積126u
施工に必要な材料と施工費
フクフォームルーフ建材費 約16万円
施工費 約 4万円
合計 約20万円

フクフォームルーフについてはこちらから

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